2014春のインターウニ・ゼミナールを開催します! 
奮って参加してください。今回のゼミのテーマは........:

変化する大学 ー Studium im Wandel

 
・ 日時: 2014年3月14日(金)~18日(火)
・ 場所: 国際医療福祉大学那須セミナーハウス
   (栃木県那須塩原市金沢2067-1   地図での表示→ 国際医療福祉大学 那須セミナーハウス )
  往復のチャーターバス(片道2500円)が東京(池袋駅)から出ます。 
・ 参加費:  35,000円 (4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む。往復バス利用のみ別料金です。)
・ 募集人数: 80名程度(申込み順。ドイツ語を学ぶ学生・院生を対象としますが、ドイツ語学習歴があれば社会人も可。)
・ 申込み締切: 2014年2月28日
    定員に達したので、申込みを締め切りました。多数のお申し込み、どうもありがとうございました。
 
 講師(予定): 足立 信彦(東京大)、相澤 啓一(筑波大)、Stefan Buchenberger(神奈川大)、Olga Czyzak(伊奈学園)、浜崎 桂子(立教大)、Morten Hunke (愛知県立大学)、鎌倉 澄(学習院大)、Kraus Manuel、野端聡美 (獨協大)、 岡山 具隆(早稲田大)、大山 浩太(明治大)、Matthias Pfeifer(静岡県立大)、Marco Schulze(山形大)、高橋 優(福島大)、辻朋季(明治大) 他 
・ ゲスト Holger Finken (DAAD)、Kim Hallan(誠心女子大学) 他
問い合わせ先: インターウニ実行委員会 (http://www.interuni.jp/kontakt )
変化する大学  ― Studium im Wandel 

ドイツ語で「大学で学ぶ」はstudieren、名詞はdas Studiumです。対応する日本語の「学修」 より分かりやすいですね。そのStudiumについて、皆さんは大学に入る前から、いろいろな夢やイメージをお持ちだったことでしょう。実際に大学に入ってみて、期待通りのStudiumを満喫しているところでしょうか?
 
Demo gegen die Studiengebühren
(Deutschland, 2005)
 大学とはそもそも何をし、何を何のために学ぶところなのでしょう? 実はこれは、国によっても時代によっても大きく異なります。日本の大学の歴史を振り返ってみるだけでも、戦前の旧制大学はもっぱら一部の男子を国家のエリートに育てる機関でしたし、第二次世界大戦中の大学生は「学徒動員」と称して戦場に駆り出されました。戦後になって民主主義が根付くにつれて、みなさん自身の大学も多かれ少なかれ、あるときは日米安保反対やベトナム戦争反対といった政治的な熱気に満ちた時代を、またあるときは公然と「大学のレジャーランド化」が語られる時代を、経験してきているはずです。こうして見ると、みなさん自身が日々体験しているStudiumもまた、当たり前のものでも普遍的なものでもなく、今の時期の日本に特有の姿をしたものだと考える方がよさそうです。
ドイツで近代的な大学ができたのは、神聖ローマ帝国が滅んで危機意識が高まった頃のことでした。1810年にベルリン大学を創立したヴィルヘルム・フォン・フンボルトは、「教養」(つまり全人格的な人間形成=Bildung)や、「学問の自由」の大切さを説いた言語学者・哲学者としても有名です。日本の大学も、そうしたドイツの大学をめぐる議論から大きな影響を受けてきました。教養教育が重視された時代もありました。でも今では多くの場合、「教養」よりもすぐに就活に役立つノウハウの方が期待されているようです。 
数年前までのドイツの学生には、長い時間をかけて納得するまで学ぶ自立した「大人」のイメージがありました。しかしヨーロッパ統合の流れの中で、伝統的な高等教育のあり方は大きく変化しました。学士課程の標準履修期間は多くの場合3年にまで短縮し、大学生活はずいぶん忙しくなりました。これについての評価はドイツ国内でも大きく分かれていて、一部揺り戻しの動きも見られます。日本の大学制度も、おそらく皆さんが想像している以上に、激変しようとしています。どちらの国でも、「国際化」と「競争」が大学改革の重要なキーワードになっています。そうした改革をめざす日本やドイツの大学の議論は、みなさん自身の日々の学生生活とどう関係しているのでしょうか? 
 
Wilhelm von Humboldt
(1767-1835)
Universität Bonn  今回のインターウニでは、ドイツ語を学び、できるだけたくさんドイツ語で話しながら、みなさん自身の大学生活のあり方を国際関係や歴史を通して見つめ直してみる機会にしたいと思います。日本やドイツ、そしてお隣の韓国の様子なども参照しながら、Studiumや大学について、できればドイツ語で、難しくなったら日本語もまじえて、楽しく議論をしていきましょう。
インターウニは、初級からのドイツ語を学び、 また実際に使いながら、「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶ」ことと「大学生らしく批判的知性を磨く」ことという2つの目標を常に追い続ける欲張りな合宿セミナーです。楽しくドイツ語で話をしたり、グループでドイツ語のプレゼンを作ったりしながら、新しく知り合う仲間たちと真剣に語り合って、ドイツ語漬けの5日間を過ごしましょう。ゼミナールにはドイツ語圏から来日中の学生や韓国からのゲストも参加します。講師たちも皆さんとの議論を楽しみにしています。   
2013年12月
 


主催: インターウニ・ゼミナール実行委員会 (代表:相澤 啓一、浜崎 桂子)
共催: 筑波大学(日独韓共同修士課程=TEACHプログラム)
協力:Goethe-Institut Tokyo(ドイツ文化センター)Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)


 参加申し込みはこちら  →  http://www.interuni.jp/anmeldung
 お問い合わせはこちら  →  http://www.interuni.jp/kontakt 

 

      開催場所は交通の便が悪く、自家用車の利用は原則として禁止していますので、東京都内から研修所まで貸切バスを往復でチャーターします。314日の往路は午前10時に東京のJR池袋駅発、18日の帰路は夕刻に池袋駅着の予定です。途中JR利用者のために、それぞれ東北本線・西那須野駅に立ち寄ります。バス料金は、東京から研修所までが片道2500円、西那須野駅からの利用は片道500円です。(18日の復路も同額です。)

    ホームページから申し込みをすると、登録アドレス宛に実行委員会から受付確認メールが送られますので、それに従って参加費とバス代の合計金額を、所定の口座に振り込んでください(詳細は受付確認メールにてお知らせします)。 

    授業は、ドイツ語の語学力別に編成する10名程度の小グループで行います。グループ分け、そのほか詳細については、申し込み受付後、メールおよびWeb上にてお知らせします。 

    インターウニ・ゼミナールには毎回、韓国から講師と学生をゲストとして呼んでおり、ドイツ語をコミュニケーションとする日独韓の対話の場ともなっています。今回もゲストをお招きする予定です。韓国ゲスト招聘については、ドイツ文化センター(Goethe-Institut)からいただいている補助によるものであり、同センターおよび関係者の方々に心より感謝申しあげます。

    申し込み後のキャンセルや部分参加申請は310日まで受け付けます。その場合ほとんどキャンセル料はかかりませんが、それ以降は実費分を差し引いた返金額となります。(キャンセル手続きの詳細については、申込み手続き後にお伝えします。)

    そもそもインターウニとは何なのか? また、以前のゼミナールの様子やテーマ等については、インターウニのホームページ http://www.interuni.jp/ に詳しく掲載してありますので、ぜひごらんください。

    セミナーハウスのある那須塩原市周辺は、比較的放射能値の高い場所となっています。実行委員会ではその点にも十分注意し、セミナーハウス内外の値を実地に計測しましたが、建物内部では平均して0.150.2μ/h、最高値でも0.22μ/hで、ドイツの住居内でもよくあるレベルなので問題ないと実行委員会では判断しています。しかしこの問題に対する感じ方・とらえ方は人によって大きく異なりますので、各自でご判断ください。前回のゼミ開催に際して事前調査したデータもありますので、ご参照ください。なお、セミナー期間中建物の外に出ることはありません。

    質問や、Web上での申し込みが不可能な場合などは、実行委員会までお問い合わせください。http://www.interuni.jp/kontakt 


2013年12月
インターウニ実行委員会