2017年春のインターウニ・ゼミナールを開催します! 
奮って参加してください。今回のゼミのテーマは........:

異文化の「魅力」、他者への不安
Fremde Kultur - faszinierend oder beängstigend?

 
参加者募集中 (申込みはこちら
・ 日時: 2017年3月7日(火)~11日(土)
・ 場所: 国際医療福祉大学那須セミナーハウス
   (栃木県那須塩原市金沢2067-1   地図での表示→ 国際医療福祉大学 那須セミナーハウス )
  往復のチャーターバス(片道2500円)が東京(池袋駅)から出ます。 
・ 参加費:  32,000円 (4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む。往復バス利用のみ別料金です。)
・ 募集人数: 60名程度(申込み順。ドイツ語を学ぶ学生・院生を対象としますが、ドイツ語学習歴があれば社会人も可。)
・ 申込み締切: 2017年2月26日(日)
 講師(予定):相澤 啓一(筑波大)、秋野 有紀(獨協大)、Christoph Hendricks(東京外語大)、柿沼 義孝(獨協大)、鎌倉 澄(学習院大)、村元 麻衣 (名古屋大)、Matthias Pfeifer(静岡県立大)、境 一三(慶應大)、Marco Schulze (山形大)、Ekaterina Sommer(欧日協会)、高橋 優(福島大) ほか
・ アシスタント: 原田 公夫、井口 祐介
・ ゲスト教授: Uwe Czarnetzki (プラズマ研究、ボーフム大学)、Reinhard Zöllner(日本学、ボン大学),  ほか
問い合わせ先: インターウニ実行委員会 (http://www.interuni.jp/kontakt )

 異文化は、あるときはとても魅力的です。明治維新以来、多くの日本人は西洋文化という異文化に憧れて政治システムや文学や音楽を受容し、また戦後は多くのアメリカのポップカルチャーを自分のものにしてきました。でも異文化はときに、得体の知れない、不安をかきたてるものとなって、差別や迫害の対象にすらなります。言語や文化や民族の違いは、しばしば戦争の根拠にされます。こうした違いはいったいどこから来るのでしょう? 
 異文化との接し方について、特定の集団やマイノリティを差別してはいけない、と私たちはよく習ってきました。これまで積み重ねられてきたこうした「正しい (political correctな)」態度は、しかし今や、世界のあちこちで空洞化され、嘲笑され始めています。西欧民主主義を担ってきた基本理念が、トランプ現象を始めとする出来事を通して大きく揺らぎ始め、「よそ者」を排除したいとか隣国を嘲笑したいとかいった「本音」が、再び公然と大声で(とりわけネットの中では無節操に)語られるようになってきています。
たしかにテロの問題が深刻化し、際限ない難民流入問題がヨーロッパ社会の世論を大きく変えた今、ナイーブに「異文化理解」の大切さを語ってもあまり説得力はありません。さらに、そうした現象に顔をしかめる私たち自身も、もしかするとこうして「異文化」などと口にしたとたんに、例えば平気で「外人」と言っていた頃と同じように、無意識のうちに相手の文化を自分とは違うものとして差別しているのかもしれません。
 今回のインターウニでは、そうした「異文化」について、私たち自身がどんな風に接しているのか、考えてみたいと思います。ドイツ語という外国語を学ぶ皆さんであればきっと、異言語を通じて異文化を知りたいという関心を強くお持ちのことでしょう。それはどうすれば楽しく有意義な形で続けていけるでしょう? そうしたテーマを中心に、習い始めたドイツ語をできる限り使いながら、ドイツや韓国や日本の他大学から来た多様な参加者たちと話してみましょう。


せっかく習い始めたドイツ語、いちど実際に合宿ゼミで使ってみませんか?


インターウニは、初級からのドイツ語をレベル別少人数グループで学び、 また議論を通して実際に使いながら、 「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶ」ことと「大学生らしく批判的知性を磨く」こと という2つの目標を常に追い続ける欲張りな合宿セミナーです。
今回は韓国からのゲストに加えて、ゲスト講演者として、ボン大学のReinhard Zöllner教授と、ボーフム大学のUwe Czarnetzki教授のお二人をお招きする予定です。日本をよく知るこのお二人には、テーマに関連して講演していただきます(日本語通訳も付きます)。宮崎駿についても詳しいツェルナーさんには、"Die Gelbe Gefahr: Deutsche Blicke auf Japan" (黄禍論 - ドイツ人は日本をどう見てきたか)について、またツァルネツキーさんには、最先端のプラズマ研究者として、これまでの日本人研究者との研究交流や、留学経験を積むことの大切さと魅力について、それぞれ語っていただく予定です。
インターウニにはドイツ語圏から来日中の学生や韓国からのゲストも参加します。せっかく苦労して習ったドイツ語です。ぜひいちど実際に試しに使ってみましょう。意外に使えちゃったりして…..(^_^;)  グループで議論したりドイツ語のプレゼンを作ったりしながら、新しく知り合う仲間たちと真剣に語り合ってみましょう。講師たちも皆さんとの議論を楽しみにしています! 


セミナー予定日程


主催: 
インターウニ・ゼミナール実行委員会 (代表:相澤 啓一)
共催: 筑波大学(日独韓共同修士課程=TEACHプログラム)
協力:Goethe-Institut Tokyo(ドイツ文化センター)Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)

 参加申し込みはこちら  (http://www.interuni.jp/anmeldung)

 
  • ホームページから申し込みをすると、登録アドレス宛に実行委員会から受付確認メールが送られますので、それに従って参加費とバス代の合計金額を、所定の口座に振り込んでください(詳細は受付確認メールにてお知らせします)。 
  • 開催場所は交通の便が悪く、自家用車の利用は原則として禁止していますので、東京都内から研修所まで貸切バスを往復でチャーターします。3月7日の往路は午前10時に東京のJR池袋駅発、11日の帰路は夕方5時頃に池袋駅着の予定です(到着時間は大きく前後する可能性があります)。途中、JR利用者のために、それぞれ東北本線・西那須野駅に立ち寄ります。バス料金は、東京から研修所までが片道2500円、西那須野駅から研修所までの利用は片道500円です。(11日の復路も同額です。) なお、バスは今回も、10年以上お願いしてきている東京シティ観光(株)に依頼しています。
  • 授業は、ドイツ語の語学力別に編成する10名程度の小グループで行います。
  • 申し込み後のキャンセルや部分参加申請は3月3日まで受け付けます。それ以降は実費分を差し引いた返金額となります。
  • そもそもインターウニとは何なのか? については、こちらをご覧ください。
  • 以前のゼミナールの様子やテーマ等については、インターウニのホームページ http://www.interuni.jp/ に詳しく掲載してありますので、ぜひごらんください。
  • 昨年のインターウニについてはこちら(http://www.interuni.jp/2016/)をご覧ください。また、2014年セミナーに参加した教員による報告が日本独文学会ホームページにあります。
  • ゼミに関するお問い合わせや、Web上での申し込みに問題が生じた場合などは、実行委員会までお問い合わせください。http://www.interuni.jp/kontakt (インターウニ・ゼミナール実行委員会宛のフォーム)

2016年12月 インターウニ実行委員会