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 2019年春のインターウニ・ゼミナールを開催します!
 奮って参加してください。今回のゼミのテーマは........:

私たちの社会は持続可能か?

Wie nachhaltig ist unsere Gesellschaft?

  
(参加申し込みは締め切りました)
・ インターウニのホームページへ
・ ご案内パンフレットのダウンロードはこちら
・ ポスターのダウンロードはこちら
・ 日時: 2019年3月7日(木)~11日(月)
・ 場所: 国際医療福祉大学那須セミナーハウス
   (栃木県那須塩原市金沢2067-1   地図での表示→ 国際医療福祉大学 那須セミナーハウス )
  往復のチャーターバス(片道2500円)が東京(池袋駅)から出ます。 
・ 参加費:  32,000円 (4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む。往復バス利用のみ別料金です。)
・ 募集人数: 60名程度(申込み順。ドイツ語を学ぶ)学生・院生を対象としますが、ドイツ語学習歴があれば社会人も可。)
・ 申込み締切: 2019年2月28日(木)
 講師(予定):相澤啓一(筑波大)、Ralf Degen(慶応大)、David Fujisawa(獨協大), Christian Horn(韓国外語大)、井口祐介(茨城高専)、鎌倉澄(学習院大)、木戸啓絵(岐阜聖徳学園大)、Nina Kanematsu(首都大)、Kim Namhui(慶北大学校)、村元麻衣(名古屋大)、小野二葉(筑波大), Matthias Pfeifer(静岡県立大)ほか
問い合わせ先: インターウニ実行委員会 (http://www.interuni.jp/kontakt )

 合宿してドイツ語の勉強?


母語以外の言語でコミュニケーションができるようになると、今まで全く知らなかった人や社会と直接話せるようになって、世界がぐんと広がる喜びを知ることになります。ドイツ語を学び始めた皆さんには、そういう体験が待っています。ただインターウニは、そのとき「どんなテーマについて話をするのか」という問いも大切だと考えています。買い物や旅行に使える日常会話ももちろん大事。ですが、それだけだったら、最近進歩がめざましい自動翻訳でも十分です。みなさんにはぜひ、ドイツ語を学んで、わくわくするような知的な対話や人との出会いの楽しさを体験していただければと思います。そういう目的をかかげるインターウニへの参加資格は「1年ドイツ語を学んでいること」です。まずはそれで十分。ドイツ語力に応じてクラス分けをしますので、その中でそれぞれの実力に見合う形で、でも少し背伸びしながら、ドイツ語を学んでいくことにしましょう。今年はnachhaltig、つまり「持続可能な(英語でsustainable)」という形容詞をめぐって、身近な問題から一緒に考え、情報や意見を持ち寄って、議論してみることとします。


 今年のテーマは「持続可能か?」です


私たちが生きている社会は、果たしてどこまで「持続可能」なのでしょうか? Nachhaltigkeitという言葉は、おそらく1992年の「国連環境開発会議」、すなわちリオデジャネイロの地球サミット(UNCED)あたりから、よく使われるようになりました。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」でも、2016年から2030年までの国際目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げられていて、環境や経済、政治、文化など、さまざまな領域での持続可能性が問われています。もっとも、私たちの身の周りを見回しても、たとえば少子高齢化の確実な進行とか、移民をめぐる世界的な対立の深刻化、あるいはAIロボットの制御不能な進化のスピードとか、5Gをめぐる米中対立の激化など、私たちの住む社会が今のままの形で今後何十年も「持続」していきそうにはあまり見えません。
もし持続可能でないとするなら、私たちが生きる社会では、いったい何がどっちの方向にどう向かって変わるのでしょう? 持続可能な社会をつくるためには変化が必要、というわけで、破局(Katastrophe)に至らないためには何をしなくてはならないかを考えながら、今度のインターウニでは「持続可能性」をテーマに、ドイツ語をできる限りたくさん話をしてみましょう。習い始めたドイツ語をできる限り使いながら、ドイツや韓国や日本の他大学から来た多様な参加者たちと一緒に、ともにいろいろ考え、ドイツ語でたくさん議論のやりとりをしてみたいと思います。


せっかく習い始めたドイツ語、いちど実際に合宿ゼミで使ってみませんか?


インターウニは、初級からのドイツ語をレベル別少人数グループで学び、 また議論を通して実際に使いながら、 「全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶ」ことと「大学生らしく批判的知性を磨く」こと という2つの目標を常に追い続ける欲張りな合宿セミナーです。
インターウニにはドイツ語圏から来日中の学生や韓国からのゲストも参加します。せっかく苦労して習ったドイツ語です。ぜひいちど実際に試しに使ってみましょう。意外に使えちゃったりして…..(^_^;) 
なお、今年は特に「ドイツ語発音をよくするドイツ人教師のプロ」3人が、みなさんの発音をよくするさまざまなプログラムを実施してくれる予定です。あわせてご期待ください! 
グループで議論したりドイツ語のプレゼンを作ったりしながら、新しく知り合う仲間たちと真剣に語り合ってみましょう。講師たちも皆さんとの議論を楽しみにしています!

主催: インターウニ・ゼミナール実行委員会 (代表:相澤 啓一)
共催: 筑波大学(日独韓共同修士課程=TEACHプログラム)
協力:Goethe-Institut Tokyo(ドイツ文化センター)
    Deutscher Akademischer Austauschdienst (ドイツ学術交流会)

       
 
ホームページから申し込みをすると、登録アドレス宛に実行委員会から受付確認メールが送られますので、それに従って参加費とバス代の合計金額を、所定の口座に振り込んでください(詳細は受付確認メールでお知らせします)。 
開催場所は交通の便が悪く、自家用車の利用は原則として禁止していますので、東京都内から研修所まで貸切バスを往復でチャーターします。3月7日の往路は午前10時に東京のJR池袋駅発、11日の帰路は夕方4時半頃に池袋駅着の予定です(到着時間は前後する可能性があります)。バス料金は片道2500円、往復で5000円です。バスは、10年以上お願いしてきている東京シティ観光(株)に依頼しています。なおJR東北新幹線/東北本線を利用する方は、西那須野駅からセミナーハウスまで市内バスの便があり予約可能です。
授業は、ドイツ語の語学力別に編成する10名程度の小グループで行います。
申し込み後のキャンセルや部分参加申請は3月3日まで受け付けます。それ以降は実費分を差し引いた返金額となります。(詳しいことは申込みに際してお知らせします。)
そもそもインターウニとは何なのか? また、昨年のゼミナールの様子これまでのテーマ等については、インターウニのホームページ に詳しく掲載してありますので、ぜひごらんください。
ゼミに関するお問い合わせや、Web上での申し込みに問題が生じた場合などは、実行委員会までお問い合わせください。(インターウニ・ゼミナール実行委員会宛のフォーム)

  ・ セミナー参加申込みは定員に達しました (http://www.interuni.jp/anmeldung
  ・ お問い合わせはこちら  (http://www.interuni.jp/kontakt

         
                        「持続可能な開発目標(SDGs)」


2018年12月 インターウニ実行委員会