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2019年夏のインターウニを開催します 
(参加者募集は終了しました)
ご案内パンフレットのPDF版はこちら案内サ
Ausschreibung auf Deutsch hier
日  時: 2019年8月20日 (火) ~ 8月24日 (土)

場  所: 日光市「交流促進センター 風のひびき」(日光駅から徒歩25分)
(〒321-1421 栃木県日光市所野2854、http://www.nikko-kazenohibiki.com/

参 加 費: 37,000円 (4泊5日の宿泊・食事を含む。交通費は含みません。現地集合となります。) 
 
参加資格: ドイツの文化・社会に関心を持ってドイツ語を勉強している学生・院生、および社会人。  (3年程度以上のドイツ語学習歴があることが望ましい。専攻は問いません。)

募集人数: 20名程度 (別途、韓国から約20名の学生が参加します)

申込締切: 合計50名以上となり宿舎のキャパシティに達したので、締め切りました。

講 師(予定):相澤 啓一(筑波大)、Wieland EINS (慶應義塾大)、Christoph HENDRICKS (東京外国語大)、鎌倉澄(慶應義塾大)、KIM Hallan (誠信女子大)、小野 二葉 (筑波大)、PARK Songchol (高麗大)、Matthias PFEIFER(静岡県立大)、Manuela SATO-PRINZ(DAAD)、高橋 優(福島大)、Matthias VON GEHLEN(Goethe- Institut)、Reinhard ZöLLNER(ボン大)  

スタッフ: Maria BLÖDEL、CHO Boram、原田 公夫、KIM Hyowook

主 催:  インターウニ実行委員会 (代表:相澤啓一,) KIS-DaF実行委員会(代表:Kim Hallan, Park Song Chol)
     日独韓共同修士課程(TEACHプログラム)
協 力:  Goethe-Institut(ドイツ文化センター), Deutscher Akademischer Austauschdienst(ドイツ学術交流会),
連絡・問い合わせ先: http://www.interuni.jp/mail 

 
今回のゼミのテーマ:  
信頼 ー Vertrauen     

私たちは、「信頼」なしには、一日たりとも生きていけません。生きていく上で、他人を信頼することがどうしても必要なことは、生まれたての赤ちゃんを見れば分かります。私たちが普通に日常生活を送れるのは、例えば毎日、あたりまえのように水道の水が飲め、店で売っている食品が食べられ、通りで出会う人がいきなり斬り掛かったりはしないと思っているから、つまり、たくさんの見ず知らずの隣人たちを信頼しているからです。こうした信頼が少しでも崩れたら、すぐに大パニックです。身の回りの生活だけではありません。もし通貨が信頼できなくなれば、ハイパーインフレになって経済は破綻し、社会が機能しなくなることでしょう。私たちの暮らしは、無数の信頼の上に成り立っています。

でも、信頼は脆く壊れやすいものです。最近はやりのフェイクニュースや自国中心主義は、せっかく築いた信頼を簡単に壊してしまいます。契約や平和条約などの仕組みをどれだけ作っても、信頼を担保してくれる客観的な保証にはなり得ませんし、いったん信頼を失ったら、個人も企業も国家も、その存在そのものが危うくなりかねません。現在の人類は、核戦争を抑止できるのは「信頼」ではなく、互いに脅し合うことによる「抑止(Abschreckung)」だと考えています。その意味で「信頼」とは、主観的・心理的なカテゴリーでしかありませんが、それでも、人間らしい社会を作るためには、信頼の輪を広げていくほかはないように思われます。

今回の夏のインターウニでは、この「信頼」というテーマについて、一緒に考え、ドイツ語で議論してみたいと思います。今回は、多くの参加者が隣国の韓国から日本に来てくれます。ご存知のように、日韓関係は現在最悪です。日韓それぞれの政府が相手の政府を信頼しているようには、残念ながら見えません。でも、だからこそ、私たち一人ひとりが、ネーションの枠組による発想にとらわれることなく、隣人として、互いに信頼を醸成していくことができればと思います。ここ10年、日本のインターウニには韓国から、韓国のインターウニには日本から、毎回ゲストが参加して一緒に議論してきました。今回の記念セミナーは、そうした信頼の積み重ねの上にあります。そこでは、日本と韓国の参加者間のコミュニケーション/ツールとして、ドイツ語という共通言語がとても役に立つことも実感してきました。

 とはいえ、日韓関係は今回のゼミの直接のテーマではありません。今回もゼミでは「信頼」について、日独韓の参加者による小人数グループで、事前に配布されるドイツ語のテクストを読み、じっくり討論していきたいと思います。ある程度のドイツ語力は必要ですが、多少足りないところがあっても意欲と好奇心さえあれば大丈夫、とも考えています。ドイツ語が追いつかないときは日本語や韓国語も使って、発言や理解をお互いに助けあいましょう。自由時間には日光の古い街並みもすぐ近くです。多くのドイツ人学生にも参加してもらっての、ドイツ語漬けの充実した5日間が待っています。みなさんの積極的な参加を期待しています!

インターウニ実行委員会(2019年7月)

申 込 先: 参加申込みは終了しました