第22回夏期インターウニゼミナール

Neue Medien?・・・・ニュー・メディア?

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※境先生撮影の、写真のページがあります。閲覧希望の方はunotch@jcom.home.ne.jpまで連絡下さい。


22. interuniversitares Sommerseminar
fur deutsche und japanische Kultur
第22回 ドイツ語ドイツ文化ゼミナール
Neue Medien?−ニュー・メディア?

 インターウニ・ゼミナールは、ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の人がさまざまな大学から集まって(interuniversit?r)、一つのテーマについて、日本とドイツの文化を比較・対照しながら(interkulturell)、専門の枠を超えて(interdisziplin?r)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。また、参加者が、国籍・文化の違いはもちろん、先生と学生という立場の違い、世代の差や性差、あるいはそれぞれの関心の違いを超えて討論し、たがいに学びあうこと(interlernen)が重要だと考えています。このゼミナールが目指しているのは、単なるドイツ語会話の練習ではなく、現代的な問題についてドイツ語で議論することです。また、その経験が参加者の専門的な研究と結びつくことも期待しています。
 今回のテーマは、「ニュー・メディア」です。今日、「IT(情報技術)革命」とか「バーチャル・リアリティー」といった用語は、企業の経営戦略やゲームソフトの開発に関わる人々にとって重要になっていますが、われわれの日常生活もまた、さまざまな形で新しい技術に基づくメディアによって変化しています。携帯電話のiモードやパソコンのEメールなどは、従来のテレビや手紙や電話といったコミュニケーション手段が一般的だった時代とは異なる、新しい共同社会を形成しつつあるのではないでしょうか。「現実」に対するわれわれの感じ方そのものが、イベントやシミュレーションといったニュー・メディアが媒介する知覚の型に影響を受けるようになってきたのではないでしょうか。これはわれわれのアイデンティティの構造にも関わる変化かもしれません。他方、グローバリゼーションの中でこうした変化は国際的に急速に浸透すると同時に、文学や芸術の諸分野といった旧来のメディアや、映画、テレビといった比較的新しいメディアのあり方も変えつつあります。そもそもこうしたメディア自体が「新しい」メディアだったときがあるのであり、そうなるといま「ニュー・メディア」と言われているものも本当はどの程度に「新しい」のか、と問いかけてみることも可能でしょう。そして、さまざまな新旧のメディアが併存し、また混合する事態の中で、21世紀はどのような時代になるのでしょうか。
 「ニュー・メディア」に伴って話題になるこれらのさまざまな問題を多様な観点から見てみようというのが、今回のゼミナールの意図です。いろいろな方面に広がるテーマですし、なかには難しい問題もありますが、このゼミナールの間に何でも「解決」してしまおう、などという欲張った考え方をしているわけではありません。むしろ、日本語とドイツ語の世界を行ったり来たりしながら、普段私たちが抱きがちなイメージを見直し、違った見方や考え方にふれて、いろいろな疑問を見つけていこうと思います。
 基本的には、小人数のグループでテクストを読み、討論し、その内容をドイツ語で報告し、それをもとに全員で討論します。ゼミでは、なるべくドイツ語で発言するようにしたいと思います。でも、ドイツ語に自信がなくて、何か言いたいことがあっても、どう言えばいいのかわからないという場合は、まず日本語で言ってから、みんなでドイツ語になおす練習をしてみましょう。
26日の午前中は学生参加者が企画する時間にしたいと思います。できるだけ参加者の皆さん自身が取り上げたいテーマを提案して、できれば具体的なテクスト・材料などを申込用紙の裏面に書いて下さい。



日  時:2000年7月23日(日)〜28日(金)
場  所:〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻湖 ほとり荘   Tel: 0262-58-2606
参 加 費:40,000円(5泊6日の宿泊・食事、テキスト、通信費を含む)
応募資格:大学の専門課程(原則として3年生以上)または大学院でドイツの文化・社会に関心を持って
     ドイツ語を勉強している学生であれば専攻は問いません。
募集人数:25名程度
申込締切:2000年7月14日(金)(募集人員に達し次第締め切ります)
申 込 先:東京大学教養学部ドイツ語部会 大石紀一郎 宛
    〒153-8902 東京都目黒区駒場 3-8-1
問い合わせ先:大石: 勤務先Tel: 03-5454-6345, Fax: 03-5454-6344, 自宅Tel/Fax: 042-727-1046
境: 自宅 Tel: 045-590-2575, Fax: 045-590-2576
       Lenzko/丸山(東京ドイツ文化センター) Tel: 03-3584-3201

◎参加申込者には準備のためのテキスト等は7月初旬以降に送付しますので、その時点での住所を申込書に記入して下さい。
◎野尻湖畔では自由時間に水泳、ハイキング、ボート、ピンポン、テニス等のスポーツを楽しめます。水着などをお忘れなく。その他に、湖上祭の花火(27日)もお楽しみに!!

講師:大石紀一郎(東京大学助教授)、大宮勘一郎(共立女子大学助教授)、境一三(慶應義塾大学助教授)、渋谷哲也(学習院大学???)、吉島 茂(聖徳大学教授)、Mechthild Duppel-Takayama(ドイツ学術交流会)、Jurgen Lenzko(Goethe-Institut Tokyo)、Reinold Ophuls-Kashima(東京農工大学講師)、Gabrielle Stumpp(東京大学講師)、他

2000年6月

Interuni-Seminar実行委員会:Jurgen Lenzko、大石紀一郎、境一三
協力:Deutscher Akademischer Austauschdienst(ドイツ学術交流会)、Goethe-Institut Tokyo(東京ドイツ文化センター)


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