2000


「今回のテーマは、簡潔きわまりない「2000」です。これをどう読むかが問題ですが、まずは2000年と解釈する人がほとんどでしょう。2000年と読んだところで、2000年はまだ来ていません。もちろん2000年になってからその話をしてもあまり面白くありません。1999年にそれを話題にするから話が弾むのです。つまり未来学を始めることになります。21世紀に我々を待ち受けているのは何か、それに我々はどう対処したらよいか等々。一方2000年までのことを考えたら、一つは世紀末というイメージが沸いてきます。もっとも世紀末は今まで19回はあったはずですから、過去の世紀末の現象との比較も面白いでしょう。しかし2000年は単なる21世紀の扉ではあります。Das dritte Jahrtausendへの入り口でもあります。となるともっと大きな目でこれを見る必要があるでしょう。しかし、そもそも何でここに区切り目を見ようというのでしょうか。西暦だけの話です。西暦を使わない限り、大騒ぎをする必要もありません。イスラムの世界では何の意味もないでしょう。でも、イスラム歴2000年が来ればたぶん大騒ぎになるでしょう。そうした区切りを見つけ、そこに何か意味付けをすることは、人間の心理として普通のことなのでしょう。でもなかにはこれを単なる数字として見る人もいるでしょう。そういう人とはドイツ語の数の練習でも徹底的にしましょうか。結構大変ですよ。数は普段の授業ではそれほど練習の対象にはなりませんが、実生活では非常に重要なことは、一寸日本での身の回りの世界を見てみればすぐ分かるでしょう。日本とドイツでの数の持つ意味の差についても考えることが出来ますよね。」(インターウニの案内より抜粋)


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